
法人の口座開設をしたい。でも、最近はネットバンクでも口座開設が難しいと聞くし、間違えて申請して断られそうで不安。ネットバンク法人口座の開けやすい方法を具体的に教えてほしい…。
個人とは異なり、法人の銀行口座は「申請すれば開けられるもの」ではなく、厳しい審査基準があります。
一度口座開設に落ちると、基本的にはその銀行の口座は開かなくなるので、各銀行1回チャレンジの気持ちで臨むのが良いです。

私は2021年に法人設立し、住信SBIネット銀行・GMOあおぞらネット銀行・Paypayの3つネットバンクを開設しました。
そこで本記事では、次のことをお伝えします。
銀行口座開設の重要性
まず、口座開設はネットバンク問わず、法人設立後6ヵ月以内に申請しましょう。
理由は「口座開設の理由」を言いやすいからです。

どうして当行の口座開設をされたいのですか?
〇月に創業したからです。

これが通用するのですが、半年を過ぎると、
「どうして今のタイミングで申し込みされるのですか?」
に対する説明が必要になります。
起業して、銀行口座が必要なのは当然のことなので、
なるべく早めに審査を行いましょう。
住信SBIネット銀行の開設方法

①インターネットから口座開設申し込み(法人情報記入)
②口座開設申請書と必要書類を郵送する
【審査期間】
③開設可能の場合、口座番号とキャッシュカードが郵送で届く
④初期設定後、口座開設完了
郵送時に必要な書類
- 履歴事項全部証明書(登記簿謄本):発行日より3ヵ月以内の原本
- 法人の印鑑登録証明書:発行日より3ヵ月以内の原本
- 設立後半年以内の法人は、下記の4種類のうち1点のコピー
(1)所轄税務署あての法人設立届出書:税務署受付印が押印されたもののコピー
(2)所轄税務署あての青色申告承認申請書
(3)主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)
(4)主たる事務所の建物賃貸借契約書
・法人番号に関わる書類(下記の2種類よりどれか1点)
(1)法人番号指定通知書(国税庁から郵送されたもの):発行日から6ヵ月以内のコピー(2)法人番号情報印刷書類(国税庁法人番号公表サイトから印刷したもの):6ヵ月以内に印刷したもの
・代表者・担当者の本人確認書類(下記のいずれか1点)
※代表者と担当者が異なる場合、両者それぞれの本人確認書類が必要
(1)運転免許証:有効期限内のコピー
(2)住民票の写し・住民票記載事項証明書 :発行日より3ヵ月以内の原本
(3)住民基本台帳カード(写真付き):有効期限内のコピー
(4)在留カード・特別永住者証明書:有効期限内のコピー
(5)印鑑登録証明書 :発行日より3ヵ月以内の原本
(6)各種健康保険証:現在有効なもののコピー

ここからは、私の実体験を含めて口座開設の手順をお話していきます!
①インターネット申し込みをすると、こんなメールが届きます
リアルタイムでネット上で写真を撮って送るのは(加工できないように)新鮮でした!

②私は本人確認と必要書類郵送をした3日後に、口座開設完了のメールが届きました。
ネットバンクの中でも、1番口座開設が早かったです。
③その後【転送不要】郵便で口座番号とキャッシュカードが重要書類で届きます。
転送届を出していると、正しく届かない場合があるので、事前に転送届は解除しておきましょう。
実際に住信SBIネット銀行を使用して感じるメリット
・振込手数料が安い
他行振込は基本145円(2022年現在)
メガバンクは他行振込が550円することもあるので、手数料はかなり大きなメリットです。
・インターネットバンキングが無料で使用可能
送金したいときに、送金できる。着金もリアルタイムで確認できることは、お客さんのフォローを迅速にするために必須だと思っています。地銀や信用金庫はインターネットバンキングを使用するのに月額2000円掛かったりするので、ネットバンクは重宝しています。
・口座開設に面談がない
住信SBIネット銀行を含むネットバンクは、口座開設が書類提出で完結します。メガバンク、地銀や信用金庫はWEB or 対面の面談があるので、起業初期やること沢山で忙しい時期に、インターネット上で完結するのは、ありがたかったです。
実際に住信SBIネット銀行を使用して感じるデメリット
・融資が引けない
会社を大きくしていく段階になると、会社名義で借入を起こす場合もありますが、住信SBIネット銀行を含めネットバンクには融資制度がないので、住信SBIネット銀行とお付き合いをするから何か生まれるということはないです。私は会社の決済用口座として使用しています。
・「Pay-easy」非対応
個人的に最大のデメリットです。Pay-easyは税金の支払いや登記簿謄本のネット取得などで使用する機能ですが、ネットバンクの中では住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行は非対応。Paypay銀行と楽天銀行は対応しているので、税金支払いの際は使い分けが必要です。
最後に

住信SBIネット銀行は私が口座開設した時点では(2021年9月)、口座開設の当月および翌月は振込手数料が月20回まで無料でした!
条件付きで翌々月まで振込手数料が無料ですが、私の法人口座開設時はGMOあおぞらネット銀行が口座開設から1年間、月10回まで振込手数料が無料だったので、振込はGMOの方がメリットに感じていました。
手数料や決済の便利さ的にもネットバンクは持っておいた方が良いです。
ビジネスを始めるにあたって、開設口座数が多いに越したことはないので、ぜひチャレンジしてみてください。
GMOあおぞらネット銀行の口座開設方法はこちらの記事で解説していますので、ご参考にしてください。
